3. 開園時期とベストシーズン:シマリスが最も活発なのはいつ?
オホーツクシマリス公園は、一年中開園しているわけではありません。シマリスは冬眠する動物であるため、彼らの生態に合わせて開園期間が定められています。一般的に、開園期間は5月上旬から10月下旬頃までとなっていますが、その年の気候やシマリスたちの活動状況によって変動する可能性があるため、訪問前には必ず公式ウェブサイトなどで最新情報を確認することをおすすめします。
各シーズンのシマリスの様子とベストシーズン
春(5月~6月上旬):目覚めの季節、食欲旺盛なシマリスたち
長い冬眠から目覚めたばかりのシマリスたちは、冬眠中に失った体力を回復させるため、非常に食欲旺盛です。この時期のシマリスは積極的で、手のひらの上のエサにもすぐに飛びついてきてくれることが多いでしょう。冬眠明けの活発な姿や、時に求愛行動をするシマリスの姿を見ることができるかもしれません。まだ観光客も比較的少ないため、ゆっくりとシマリスたちと触れ合いたい方にはおすすめの時期です。
夏(6月中旬~8月):子リスの誕生と夏の賑わい
夏は子リスが生まれる時期でもあります。運が良ければ、まだ小さくてあどけない子リスたちが、親リスに続いてエサをもらいに来る姿を見ることができるかもしれません。この時期は公園全体が緑豊かで、日差しも心地よく、ピクニック気分で訪れることができます。観光シーズンと重なるため、特に週末やお盆期間は多くの人で賑わいますが、シマリスたちも活発に活動しているため、多くの出会いが期待できます。
秋(9月~10月下旬):冬支度に忙しいシマリスたち
秋は、シマリスたちが冬眠に備えてせっせとエサを蓄える「冬支度」の季節です。この時期のシマリスは、エサを頬袋いっぱいに詰め込み、巣穴に運んでいく姿を頻繁に見ることができます。丸々と太ったシマリスや、頬袋がパンパンになったユニークな姿は、この時期ならではの光景です。秋の澄んだ空気の中で、紅葉を楽しみながらシマリスたちと触れ合うのも格別です。開園期間の終わりが近づくにつれて、シマリスたちの活動も徐々に鈍くなるため、早めの訪問がおすすめです。
どの時期に訪れてもそれぞれの魅力がありますが、シマリスが最も活発に動き、触れ合いやすいのは、冬眠明けで食欲が旺盛な春先(5月〜6月上旬)と、冬支度に励む秋の初め(9月)と言えるでしょう。ただし、天気によってもシマリスの活動状況は左右されます。雨の日や曇りの日は、あまり活発に活動しないこともあるため、晴れた日を選んで訪れるのが、より多くのシマリスと出会うための秘訣です。
4. アクセス方法と周辺観光スポット:網走を満喫する旅のプラン
オホーツクシマリス公園は、網走市街地から少し離れた場所にありますが、アクセスは比較的容易です。網走の観光拠点と組み合わせて、効率的に巡ることで、一日中充実した旅を楽しむことができます。
オホーツクシマリス公園へのアクセス
車でのアクセス
網走市街地からは、国道39号線を北見方面に進み、網走湖方面へと向かいます。目印となる看板が出ているため、迷うことは少ないでしょう。所要時間は、網走駅から約15分程度です。公園には無料の駐車場が完備されているため、自家用車やレンタカーでの訪問が最も便利で自由度が高い方法です。道東観光の際は、レンタカーの利用を強くおすすめします。
公共交通機関でのアクセス
残念ながら、オホーツクシマリス公園へ直接乗り入れる公共交通機関はありません。JR網走駅からタクシーを利用するのが現実的な方法となるでしょう。タクシーの場合、片道2,000円〜3,000円程度が目安となります。また、網走市営バスの路線もありますが、公園の最寄りのバス停からも距離があるため、バスと徒歩を組み合わせる場合は、事前にルートや時刻表をしっかり確認し、時間に余裕を持つ必要があります。観光シーズン限定で、網走市内を周遊する観光バスが運行される年もありますので、事前に確認してみるのも良いでしょう。
周辺の観光スポットとの組み合わせ
オホーツクシマリス公園を訪れる際には、ぜひ周辺の観光スポットも合わせて巡り、網走の魅力を存分に味わってください。いくつかのモデルコースをご紹介します。
歴史と自然を満喫コース
午前中に「博物館網走監獄」で北海道開拓の歴史に触れ、昼食は網走市街地で海鮮を楽しむ。午後に「オホーツクシマリス公園」でシマリスと触れ合い、夕方には「オホーツク流氷館」で流氷の世界を体験する。網走の歴史、動物、自然をバランスよく楽しめる一日です。
絶景と癒やしのコース
午前中に「能取湖」や「濤沸湖」など、美しい湖沼群を巡り、四季折々の風景を堪能する。特に能取湖のサンゴ草群落は秋の絶景として有名です。昼食後、「オホーツクシマリス公園」でシマリスに癒やされる。その後、「天都山」の展望台から網走湖やオホーツク海を一望し、雄大な景色で締めくくる贅沢なプランです。
アクティブ体験コース
早朝に網走漁港で水揚げを見学したり、クルーズ船でオホーツク海遊覧を楽しんだりする。午前中いっぱいアクティブに過ごした後、「オホーツクシマリス公園」で静かな時間を過ごし、リラックス。夕食は地元の新鮮な海の幸を味わえる炉端焼きなどで、一日の疲れを癒やすのがおすすめです。
どのコースを選ぶにしても、レンタカーがあれば移動がスムーズで、時間を有効に使えます。網走は、シマリス公園だけでなく、多様な魅力を持つ町です。計画的に巡って、北海道の自然と文化を深く体験してください。
5. 訪問時の服装と持ち物:快適にシマリスと触れ合うために
オホーツクシマリス公園は、自然豊かな森の中にあります。シマリスとの触れ合いを存分に楽しみ、快適に過ごすためには、事前の準備が重要です。ここでは、訪問時に適した服装と、あると便利な持ち物について詳しくご紹介します。
適した服装
汚れても良い動きやすい服装
シマリス公園の園内は土の道が多く、時には木々の中を歩くこともあります。シマリスが服に飛び乗ってきたり、ベンチに座ったりすることもあるため、多少汚れても気にならない、動きやすい服装がベストです。特に、土やシマリスのフンなどで汚れる可能性も考慮し、高価な服や新品の服は避けた方が賢明です。
長袖・長ズボン
北海道の森の中には、蚊やブヨなどの虫が生息しています。虫刺され対策として、夏場でも長袖・長ズボンを着用することをおすすめします。特に肌の露出が少ない服装は、虫刺されだけでなく、日焼け対策にもなります。
帽子
日差しが強い日には、熱中症対策として帽子を着用しましょう。また、上から落ちてくる木の葉や小枝、鳥のフンなどから頭を守る役割も果たします。
歩きやすい靴
園内は未舗装の道や小石の多い場所があるため、スニーカーやトレッキングシューズなど、底がしっかりしていて歩きやすい靴を選びましょう。ヒールのある靴やサンダルは、足元が不安定になりやすく、転倒の危険性もあるため避けるべきです。
羽織るもの(カーディガン、薄手のジャケットなど)
北海道の天気は変わりやすく、夏でも朝晩や日陰では肌寒く感じることがあります。また、森の中は市街地よりも気温が低い場合が多いです。体温調節ができるように、薄手のカーディガンやジャケットなど、すぐに羽織れるものを持参すると安心です。
あると便利な持ち物
虫除けスプレー
先述の通り、森の中には虫がいます。虫刺されを予防するために、肌に直接塗るタイプや服にスプレーするタイプの虫除けを持参しましょう。特に肌が敏感な方は、天然成分のものや子供用のものを選ぶと良いでしょう。
ウェットティッシュ・消毒用アルコール
シマリスと触れ合った後や、エサをあげた後に手を拭くために非常に便利です。また、手指の消毒用アルコールジェルなどもあると衛生的です。園内にも手洗い場はありますが、すぐに使えるように準備しておくと安心です。
飲み物
散策中に喉が渇くことがあります。特に夏場は熱中症対策として、水分補給が欠かせません。水筒やペットボトル飲料を持参しましょう。
カメラ・スマートフォン
シマリスの可愛らしい姿を写真や動画に収めるために必須です。予備のバッテリーやモバイルバッテリーも持参すると安心です。ただし、フラッシュはシマリスを驚かせる可能性があるため、使用は避けましょう。
ビニール袋
ゴミを入れたり、汚れたものを持ち帰ったりするのに便利です。園内はゴミ箱が少ない場合もあるので、各自でゴミを持ち帰る準備をしておきましょう。
これらの準備を整えて、安全で快適なシマリスとの触れ合いを楽しんでください。